東北の温泉街でのコミュニティエリアのデザインを担当致しました。 
プロジェクトマネージメントと建物の設計および各種申請関係等建築設計事務所が担当し、弊社では内部と一部外装のデザインプロポーザルを製作致しました。
観光客へのインフォメーション機能とエビ釣堀が設置されたユニークな一棟と、どぶろくとシードルを醸造/試飲/販売を行う一棟をそれぞれデザイン致しました。 
地域の中での人の流れ、建築の視認性や役割を考え、デザインするにあたり土地の歴史と風土、日照条件や気象をリサーチしてコンセプトの提案から行いました。
歴史ある温泉街の中で新築のガルバリウム鋼板の建物が周辺環境に与える「力」を考え、外から見た時の入りやすさ、また中に入った時の閉塞感を減らすため可能な限り開口を大きく取り、工業的な雰囲気になりすぎないよう使える部分には木を使い、縁側を設けたり日本古来の暖簾やちょうちんをアクセントにして、旅行者も地域の住民もふらっと立ち寄れる親しみやすい外観を提案致しました。
工事予算やスケジュールの関係で残念ながらコンセプトとデザインの提案以降は弊社の手を離れてしまいましたが、地域に溶け込むデザインをご提案出来たと考えております。

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