東京大学工学部の講義室の改装寄付金募集の為のデザイン。
新型コロナウィルス感染症の拡大により教育現場のあり方も変わる事を余儀なくされる中で、新たな授業体制を構築する為のアップデートが必要とされました。
コアとなるキーポイントは「ソーシャルディスタンス」「フレキシビリティ」「アクティブラーニング」

物理的な距離を保ちつつも教師と生徒のコミュニケーションを断絶せず、かつ能動的に授業に参加出来る環境を備えた設計をする必要がありました。
また大きな時代の変化の中で講義室自体も多様な使われ方をして行く事を想定し、可動式家具や収納可能なスクリーンを設置する事で任意に可変可能な機能を盛り込みました。
リモートでも授業が出来てしまう時代に「教室に来る価値」とは何かを考え、ノイズを抑えた淡白な内装になりがちな講義室ではなく、クラシックでありながら落ち着いて勉強の出来る空間を提案致しました。

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